やめられない♪非常識で楽しい イタリア語 マスター法

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2007年05月12日

【ラグーザお玉 その2】やめられない♪非常識で楽しいイタリア語講座

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前回、ご紹介した「ラグーザお玉」さんのお話を
今回も少し続けます。


ラグーザお玉さんは、明治から昭和初期にかけて、
50年間、イタリアのシチリアで暮らしました。


よく、この頃に外国へ渡った人の苦労話には、

「人種差別にあった、異文化に慣れるのに苦労した」

といったことが多いのものです。


ところが、
ラグーザお玉さんの自叙伝にはそうしたことが書かれていません。


もちろん人知れず苦労はあったでしょうが、
彼女は、

「日本人として特別に扱われるというようなことは一向ございませんでした。
  ・・・(中略)・・・
 町の人々も、特に日本人だからという変わった待遇を致しませんで、
 全くその土地の者同様に認めてくれ、尊敬してくれました。」

と話されています。


これは彼女の人間性のみならず、
歴史的に異文化が交じり合ってきたシチリアの風土によるところも
あるのかな、と感じました。


また、彼女は、50年間のイタリア滞在中、
出会った日本人が「10人ほど」で、
日本語すら忘れてしまいました。

しかし、肝心の「イタリア語」に関しては、苦労話も含め、
ほとんど記述がないのです。


それだけ、「再び日本へ帰るまいと決心した」彼女が、
イタリアでの生活に馴染んだからでしょう。


よく「日本人は英語がなぜできないか?」という議論がされますが、
私からすると、理由は「(日本国内で)使う必要がないから」だけ
のような気がするのです。

とにかく、恐れず、楽しく、
使ってしまえばいいのではないのかな?
と思ったりもします。


ということで、われわれは楽しく、
気長に外国語に親しんでいきましょうね。


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2007年04月30日

【ラグーザお玉 その1】やめられない♪非常識で楽しいイタリア語講座

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みなさん、「ラグーザお玉」という方をご存じでしょうか?

明治の日本人女性で、画家です。


明治初年から東京美術学校の教授をしていたイタリア人、
ヴィンチェンツォ・ラグーザに見初められ、
明治15年に結婚してイタリアへ渡り、
その後、50年間イタリアのシチリア島にあるパレルモで
暮らされた方です。


国籍も、「イタリア人」になってしまわれた女性画家です。


なぜこの女性を紹介するかというと、
この方がイタリア語に堪能であったことはもちろん
(50年もいれば当り前ですが…)、
さまざまなエピソードがとても面白いのです。


なにせ、
「人力車が走るか走らない頃」
に日本を発ち、
52年後に日本に帰って来られたのですから、
浦島太郎みたいなものです。

このことは恒文社の
「ラグーザお玉自叙伝(木村毅編)」に詳しく書かれています。


そのエピソードのひとつをご紹介します。


ラグーザお玉さんは、
日本人などほとんどいないイタリアの地方で、
長い年月、生活をしていたため、
52年ぶり(!)に日本へ帰ったときは、
「日本語を忘れていた」そうです。


しかし、ここからが、感動的なのです…。


「しかし神戸でいったん、日本の宿屋へ落ちつきますと、
私は、子供の時に描きました自分の画稿を沢山見せられて、
たちまちに沢山の日本語を取り戻しました。」


匂いやメロディーで何かを思い出したりすることがありますが、
人間の感覚って不思議だな、と思います。


ラグーザお玉さんは、イタリアそのものに入り込んだ
という意味では、もしかすると
初めての日本人女性ではないでしょうか?
(もし、その他に例がありましたら、教えてくださいね!)


このラグーザお玉さんについては、
次のメルマガでもご紹介しますね。

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